第6回「市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座」

「グリーン水素社会への展望」終了致しました!

7月26日、千葉大学の工学部一般教室で、第6回「市民の、市民による、

市民のためのエネルギー講座」が開催されました。

 

今回は、横浜国立大学院工学研究員 特任教授の太田健一郎さんをお招きし、「グリーン水素社会への展望」と題して講演頂きました。

 

二次エネルギーとして、急速に注目を集めている水素。平成26年4月に策定された「エネルギー基本計画」においても、「水素社会の実現に向け取組みを加速。水素は将来の二次エネルギーの中心的役割を担うことが期待」と記されて、また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、燃料電池自動車の導入を加速し、海外に向けたデモンストレーションの場とすると明記されているとのこと。

 

水素を取り出すためには、電気分解をする必要があり、そのための電気に再生可能エネルギーを使うことによって、持続可能な社会づくりを目指すべきであると提言されました。また再生可能エネルギーによって取り出された水素を、「グリーン水素」と呼んでおられました。

 

海外では、アイスランドが、2020年に脱化石燃料、水素社会の実現を目指しているとのことで、アイスランドは、豊富な水力、地熱によって、水素を取り出しているとのことでした。

 

日本における水素社会の実現にむけた再生可能エネルギーの選択は、風力が有力では?とのことで、海外で風力発電を利用し、水素を取り出し、船輸送によって国内に運搬しようというもので、アルゼンチンのパタゴニヤで計画が進んでいるようです。

 

海外での風力発電の利用理由は、発電コストを抑えるためのようですが、現状、30円/kWhを少し下回る程度ではないかとのこと。

 

また、水素を効率的に取り出すためには、「白金」と呼ばれる鉱物が必要とのことで、これは、南アフリカが大半を占めているとのことで、ここには、課題があるようでした。

 

ホンダが、太陽光と雨水を活用し、水素を取り出す実験を埼玉で開始しているとのことで、この実験が成功し、普及する時代がくることを想像すると本当にワクワクしてきました。

 

最後に、水素社会の実現は、早くても30年後ぐらいでは?っとのことでした。