第7回「市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座」

「原発ゼロで日本経済は再生する」

8月2日、千葉大学の工学部一般教室で、第7回「市民の、市民による、

市民のためのエネルギー講座」が開催されました。

 

今回は、城南信用金庫理事長の吉原毅さんをお招きし、「原発ゼロで日本経済は再生する」と題して講演頂きました。

東日本大震災かの発生からわずか3週間後の2011年4月1日。城南信用金庫は、ホームページ上で「原発に頼らない安心できる社会へ」と題したメッセージをいち早く掲載しました。

経済界、金融界のトップ自らがこのような宣言をし、さまざまな脱原発活動に関わられているお方は、非常に珍しいのではないでしょうか。

 

本日の講座を聞いて、そこまで本気で活動されている理由がわかったような気がします。それは、経済のプロ、金融のプロ、現場のプロである吉原理事長が、経済の視点、金融の視点からも、原子力ムラを取り巻く構造は明らかにおかしく、そのことが日本経済に負の連鎖を起こしていると確証されているからだということです。

 

本日のお話は、第1回目の北澤先生の講座内容をさらに確信的なさせる内容でもありました。21世紀に入り、貿易黒字を十数年にわたって維持続けてきたことが国内経済を悪化させ、格差社会を生み出し、一部の利権者だけが得をするような状況を生み出してしまったと。

その代表的なものが、原子力ムラであり、それはまさに新自由主義、拝金主義の温床であるとのことでした。

 

アダム・スミスなど著名な経済学者の話をされていましたが、どうも我々は著名な経済学者が提言していることの本質を理解せず、グローバル化、自由貿易を推し進めているのではないかと。

 

経済学というのは、本来、万人の幸せに役立つ学問であるべきなのに、今は真逆の状態を生み出すために悪用されているといったお話が非常に印象的でした。

第7回講演要旨.docx
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